「光に覆われし漆黒よ。夜を纏いし爆炎よ。紅魔の名のもとに原初の崩壊を顕現す。終焉の王国の地に、力の根源を隠匿せし者。我が前に統べよ!イソフラーボン!!」
この何か魔法の様な名前の成分。
何か聞いた事がある言葉、
「イソフラボン」
これは赤ワイン等でお馴染みのポリフェノールの仲間だそうです。
このイソフラボンと言えば「畑の肉」こと、
「大豆」
です。
今回はこの大豆についてお話させて頂きます!!
大豆といえば「植物性タンパク質」の代名詞。
「納豆」や「豆腐」を始め、ダイエットや筋トレの味方である「ソイプロテイン」もその代表格です。
醤油、味噌等の調味料の原材料でもあり、日本では食事の何処かに大豆が隠れている凄いヤツです。
そもそも「大豆」とは。
マメ科の一種でお酒のお供「枝豆」だったり、「もやし」の原材料でもあります。
あまりに万能、便利すぎて様々な形に進化する姿はさながら転生したばかりの冒険者の様な無限の可能性を秘めた素晴らしい存在です。
あまりに使い道が多いので全てを語り尽くす事は難しいのですが、ここでは
「大豆」ってこんなに凄いヤツ!!
という事をあなたにお伝えしたいと思います!
今更何を紹介するんだとは言わないで頂きたい。
僕も料理人として最低限の知識や情報はありますが、改めて勉強し直した際に「へぇ」となった事を数点ご紹介させて頂きます。
・いつ頃から食べてるのか?
こちらは驚きの紀元前4,000年前、縄文時代には日本で栽培されていたそうです。
最初は今程の大きさは無かったそうなのですが、栽培していく内にサイズが変わっていったそう。
高価な米が伝来するまでの貴重な植物性タンパク質で、そこから「米、粟、麦、稗(ひえ)、大豆」の五種類を混ぜて炊き上げる「五穀米」が生まれました。(かさ増しが目的)
乾燥させれば日持ちしますし、煮て食べればお腹も膨れる便利なヤツです。
・大豆といえば納豆!
時は進み、場所は戰場。
高価なお米は平民や一般の兵士には配布される事はなく、煮豆を食事にしていました。
時は平安時代。
「源義家(みなもとのよしいえ)」さんがその煮豆を稲藁(いなわら)に包んでお弁当として馬に括り付けておいたら何と「糸」を引いていたそう。
馬の体温は僕達人間よりも少し高く、38度位が平均体温。
ですので走ったりすると冬場だとほんのり湯気が上がるくらいの体温になります。
稲藁にある納豆菌が繁殖する温度が38度〜45度ですので、偶然馬の体温と煮豆がマッチングして納豆が出来た説があったり色々な逸話があります。
ちなみにこの納豆菌、遠い親戚みたいなリネンス菌という物があります。
実はチーズの熟成に使われている菌です。
納豆とチーズの意外な共通点を知りたいあなたは
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・醤油にも使われている!
醤油は中国から「醤(ひしお)」という物が伝わって作られ始めます。
醤はジャンとも呼び、例えば
・豆板醤(とうばんじゃん)
・甜麺醤(てんめんじゃん)
この2つはそら豆の調味料ですが、それらを用いた調味料の過程の状態という事もあり、
「まだ醤では無い」→「未醤(みしょう)」→「味噌(みそ)」
こういう語源があるそうです。
そして醤を絞った液状の物が「醤油」
と呼ばれる調味料になります。
そんな「醤油」は今やソイソースの名で世界中で無くてはならない存在。
世界での大豆の活躍といえば「プロテイン」。
食物性タンパク質はダイエットや栄養素の補填等など様々な方に愛用されています。
そして実は大豆商品の代表格の1つ!
「枝豆」
です!
こちらは未成熟な大豆を枝ごと収穫した物。
居酒屋さんの定番メニューでお馴染みですね!
塩茹で等の調理は平安時代には始まっていたそう。
フライドポテトと枝豆は「無意識」で食べてしまう恐ろしいメニューです。
ちなみに海外にも「イザカヤ」は大人気!
日本食の人気も相まって、ジャパニーズフィンガーフードとして愛されているようですね!
大豆は健康的な食品ですので気兼ねなく食べられる人気商品です。
という訳で!!
世界中で「爆発的人気」の大豆についてお話しさせて頂きました!
争いや災害が絶えない大変な世の中ですが、
ご飯を食べて「美味しい」と思うのは全人類共通です!
この素晴らしい世界に祝福を与えてくれるのは案外「大豆」だったりするかもしれませんね!
あなたも言葉の壁等で海外の方に緊張するようでしたら
・枝豆とビール
・筋トレとプロテイン
で打ち解けましょう!
みんな一緒ですから!!
もし宴会の席を設けるようになったなら
「宴会芸・花鳥風月」で盛り上がりましょう!
スベっても知らないけどな!!!
ヲタ飯あれ!!
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