いらっしゃいませ!
ヲタ飯屋です!
先日、料理人には「旅」という自分に対する経験値、スキルアップと有名店で働いていた実績という名の看板をゲットする為に色々なお店で働いていく事についてお話させて頂きました。
そこで生まれるのは本当に自分のしたいお店に対して必要な知識や経験を求めていく料理人の泥臭くも美しい物語であります。
しかし、その華々しい経歴には少し思う所がある人も沢山いるのです。
例えばです。
「東京の某ホテルで経験を積み、フランスの名店~で本場の技を身につける、日本へ戻りお店を開業。」
「とある有名イタリアンのお店で料理人として活躍、その後本場イタリアで様々な経験を経て地元~にイタリアン~を開業。」
…なんか凄そう…!(笑)
こんな肩書きを前面に押し出して開業でもしようものなら話題になるでしょう。
しかし一つずつ解読していきますと
東京のホテルで洗い場のアルバイトを経て短期の語学留学の時にフランスの飲食店でアルバイトをした後に地元で小さなお店をする。
これで「東京の某ホテルで経験を積み、フランスの名店~で本場の技を身につけ日本に戻りお店を開業。」が完成するのです。(笑)
何じゃそりゃ!!!
ただ嘘はついていないのです…!
料理人のネットワークに自治体別に調理師会などがありまして、若い料理人のスキルアップや経験に対して応援、支援をする制度があったりします。
つらつら書いている僕も先輩の料理人に誘われたことがあります。
確かフランスに語学留学で三ヶ月行くという名目で、市と交換留学の要領で行き来しあうので、フランス側から数名、日本から数名のトレード修行という話だったと思います。
その頃は和食に夢中でしたので参加はしませんでしたが、美味しい肩書きを欲してただキャリアを積むだけの人間も間違いなくいます。
ですので雑誌等で華々しい経歴とドヤ顔で目線をずらしたオサレな写真が載っていても申し訳ないんですけどあまりアテにしてません(笑)
もし本当だとしてもそういうケースを知っているので実際に食べに行ったり親しいお客様が「行って来てみたよ」と有り難い事に教えてくれます。(笑)
そこで説得力があるのが「こちら側から聞いてみて経歴が判明するパターン」ですね。
実際に食べてわかることが本当に大切ですので、気になるお店は是非御自分で確かめましょう!
お金を払えば雑誌に載れる!言葉は選び方で印象は変わる!しかし実力は隠せません。
今回は少し意地悪なお話でしたが、今御覧になられている方には楽しいご飯で失敗して欲しくないからです。
ゲームでも現実でもキチンと経験値をためてレベルアップした勇者だけが世界の人々を笑顔に出来るのです!
あなたがもしお店選びでお悩みの時は是非このお話を少し思い出してくれたら幸いです!
結局はどんな前情報よりも自分の舌です!
あなたの経験値に勝るもの無し!!
ヲタ飯あれ!!
こちらも合わせて読んでみて下さい!
楽しいお食事を!!
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