いらっしゃいませ!
ヲタ飯屋です!
僕達が暮らす日本は47都道府県あり、あまり知られていませんが県の象徴とする
「県魚(けんぎょ)」というものがあります。
各県にそれぞれ設定されているのですが、これまた1種類の県だったり海のない県は川魚だったり長崎県の様に12カ月それぞれバラバラな県があってとても面白いです。
僕の出身地の石川県は四季で変わる県でして、今回のテーマは石川県夏の県魚である
「烏賊(いか)」です!
数種類あるのに何故これをテーマにするかというと。
最近「侵略!イカ娘」を見直したからだ!
そう。
可愛かったのだ!!!
ちなみにイカは種類が豊富で春夏秋冬それぞれ旬を持つ物が多いのです。
つまり一年中万能の食材と言う事です。
これだけでも凄いのですが和食でいうと突き出し、八寸(和食版オードブル)、お造り、煮物、揚げ物、酢の物、ご飯物…どの場面でも活躍でき、イタリアンでも前菜、フリット、パスタ、リゾット等々…
いつ誰に出しても喜ばれる最強食材でございます。

第二期の少し見慣れ始め、イカ娘の性格とか他のキャラクターも僕に浸透してきた頃は戻れなくなっていました。
今の時代にマッチした平和な内容、あまりキンキンと媚びを売りまくる可愛いだけの声質だけではないキャストの選び方、優しい色遣いで目が疲れない等、あくまで個人的ではありますが……あっ違う!イカ娘の話してた!!
すいません!
話をイカに戻そうじゃなイカ。
生でも火を入れてもなんでもござれ!なイカですが、「食感」が大切!
火入れを間違えたりするとすぐにカッチカチになってしまい、まるでゴム製品を噛んだような食感になり、非常に食べにくいのです。
生ではパキッとした食感、火入れ状態では柔らかい食感が求められるワガママな一面もあります。
僕が料理人になりたての頃は今ほどネットも手軽では無かったので、ブログやアプリ等での情報が少なくて調べたり勉強するのは本か日々働きながら先輩達に聞く位しか出来ませんでした。
そこで先輩…と言っても自分の親より年上のお爺さんの昔話を聞いたのですが、
イカの料理で烏賊の砧巻(きぬたまき)という料理がありましてそれはお寿司の太巻きの要領で具材を薄切りにした烏賊で巻くという物なのですが巻いた状態でしっかり固定して酢に漬けておきますと、烏賊に火を通したように白く固定されます。
その技法を思いつかなかった別のお店の料理人は
「以前この酢の物を食べて自分でやってみたのですが、火を入れるとどうしても反り返ってしまうんです。一体どうやって作ってるんですか?」
とこう質問されて教えてあげたそうです。
昔から現在に至るまで烏賊の食感は外す事の出来ないテーマだったそうです。

イタリアンでもゆっくり、ゆっくり煮込むことでとても柔らかく仕上げる事が出来ます。
あとは切り方ですね!
・烏賊に対して縦に切る
・横に切る
のも全く違う曲がり方、食感になります。
食感よりも食べやすさに注力するなら上の画像の様に包丁で切れ目を入れて調理しましょう!
イカの繊維が分断されてより食べやすくなりますよ!

という訳で!
今回は世界中で愛される烏賊についてお話させて頂きました!
まだまだイカ料理とかも紹介したい…!
でも料理紹介でその都度裏話をお伝えします!
イカ娘を見て心が清められたので急遽書かせて頂きました!
また次の機会にお会いしようじゃなイカ!
ヲタ飯あれ!
↑僕も買って試してみました。
釣りたてを瞬間冷凍してますので、パッキパキの食感でした!
刺し身でも火を通してもバッチリです!
ヲタ飯あれ!!

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楽しいお食事を!!
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